今回は、東京で開業する歯科医が税理士を選ぶポイント際のポイントを記載します。
東京では歯科医院は1万件を超えており、競争も激しく、廃院するクリニックも増えております。
このような厳しい環境で、歯科クリニックを開業して軌道にのせるには、クリニックの特徴や
競合の状況を把握している必要があると思います。
そのためには、院長先生は、クリニックの実績である月次損益以外にも、サービス別の顧客数、
平均単価、リピート率といった情報が重要を会計事務所から得られると心強いでしょう。
例えば、保険診療の場合は、レセプトを分析して、患者数、初診患者数、再診患者数、
平均単価の数値を把握することで、マーケティングに活かす事ができます。
自由診療でも、インプラント、矯正、ホワイトニング等、サービス毎に顧客データを分析する
ことで、設備投資や広告の意思決定に貢献することができます。
ですから、これから開業される歯医者さんが、税理士を選ぶ場合は、まずは歯科事情に精通して、
経営データを提供してくれる会計事務所を探される事をお勧めします。
もちろん、医療法人設立のタイミングや事業承継に関することまで、幅広く対応してくれる
税理士だとさらに良いと思います。